【vol.5】『海外で闘う日本人アスリート』（2014.9.16）

皆さんこんにちは！

９月も中盤に差し掛かり、より一層秋の気配が強まってきましたね。みなさん、いかがお過ごしでしょうか？季節の変わり目、体調管理には是非お気をつけてください。

さて、先日行われていましたテニス全米オープン。私もテレビで少しだけ観戦することができましたが、錦織圭選手が日本人として９６年ぶりの準決勝進出、そして、日本人として初めて決勝進出を達成するという偉業を達成しました。 　残念ながら決勝戦では敗れてしまいましたが、この錦織選手の活躍に私は沢山の刺激とパワーを頂くことができました。テニスに関しては全くのど素人ですが、同じスポーツをやるものとして、学ばせていただけるポイントが沢山ありました。

錦織選手は２００３年より１０年以上をアメリカを拠点にし活動、世界で活躍しています。インタビューで英語を流暢に話しているシーンを見て、単純に「かっこいいな」「凄いな」と感じました。 　私も３年半ほどドイツにいましたが、最初はまったく言葉がわからずという状態だったのにも関わらず、ドイツに行って１ヶ月後にはドイツ語でインタビューを受け（受けさせられたと言った方がいいのかな・・・笑）、ドイツ語を話せなければいけない、なんとか話そうと必死でした。 　英語も多少なりとも話せたし理解できたのですが、チームメートに「（ドイツ語を私が）理解できなくてもいいからドイツ語で話して」とお願いまでしました。週に３回１日４時間語学学校に通い、困らない程度まで上達することができました。
　　　

海外で活躍するためには、まずはその土地での生活に慣れることが大切だと私は感じています。生活があってのサッカー。基盤はやはり日常の生活にあるわけですから、そこがしっかりしていないと本来もっている自分の実力であったりパフォーマンスを発揮するのはそう簡単ではありません。日本での生活に比べたら、苦労することも多いし、勝手が違うことも沢山あります。それらを含めて、海外でプレーすることに楽しさが詰まっているとも私はいえるのかなと思っています。
　　　
さらに、個人スポーツにしても、チームスポーツにしても、海外で活躍するためには、仲間や監督、コーチと信頼関係を築くこと、コミュニケーションを積極的にとれることなど、良好な人間関係を作れるパーソナリティも必要だと私は感じます。

海外で活躍しているサッカー選手はもちろん、他の競技の選手もそれぞれ色んな環境に身を置いています。悩みや不安、苦しいことも分かち合える共通点が多いのも確かですが、なにより頑張っている姿が刺激になりますし、自分も、もっともっと頑張らなくちゃな、と思わさせてくれます。

価値観や文化、風習が異なるところで自分の価値を見いだして行くことは、そう簡単ではないかもしれないけれど、色んな困難があるからこそやりがいを感じるし、苦しんだ分だけ成長できるということを身にしみて実感できることもまた事実です。
　　　
まだまだ私も成長段階。もっともっと成長していくために、まだしばらくは海外で頑張って行こうと思います！スポーツで日本を元気に、笑顔に。
　　　

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